2008年11月27日

ノアの泥酔

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洪水の後、ノアは農夫になって葡萄畑をつくりはじめたが、
と旧約聖書は語る。
旧約聖書のなかでは他の人間は洪水で死に絶えているのだから
葡萄の木を植えた最初の人間がノアだといってもいい。
ノアはワインもつくった。
「ワインを飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた」
という記述も見える。
箱船で生きとし生けるものを救ったわりには
身も蓋もない泥酔だ。
しかもそれを笑った息子を呪い
その息子の子孫を他の兄弟の子孫の奴隷にしてしまった。
それについては裏の事情があるという説もきくが
ここに書くにははばかられる内容だ。

さてこの旧約聖書で語られるワイン発祥の地は
箱船が流れ着いたとされる「アララト山」だ。
アララト山はいまのトルコの東にある山だが
その山がアララトと呼ばれるようになったのは12世紀なので
現アララト=旧約聖書のアララトと考えるのは早計かもしれない。
だいたい、チグリス川をさかのぼったコーカサスのあたりと
広く考えた方が無難そうだ。
そういえばアルメニアの人々は
自分たちをノアの子孫と考えているそうだ。
アルメニアのワインづくりの歴史は3000年に及ぶという。
世界最古の教会もアルメニアにある。



素焼きの壺で発酵するワインは  VOICE:大川泰樹 03-3478-3780 MMP
(東京FM Tokyo Copywriters' Street 08年10月放送)


タグ:ワイン
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