2008年01月30日

グレンリベット40年

リベット40年.jpg

マッカラン、ハイランドパーク、リベットなどは
バランスが良く、うまいことがわかっている、
老後の楽しみのようなモルトだ。

写真はリベット40年
ウッディだが、開くと案の定ふんわりしてくるモルトだった。
タグ:モルト
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2008年01月27日

ある日あなたの片割れが

danae

ある日、あなたの片割れが
あなたと違った生き物になってしまったら。
または、あなたが仲間と違った生き物になってしまったら…

「ハテナ」という冗談のような名前で呼ばれる生物がいます。
ハテナは親の細胞分裂で生まれ
ひとりが植物、他は植物(藻)を食べる動物になります。

植物のハテナは光合成をおこなって
自分でエネルギーを作ることができますが
動物になったハテナには自分でカラダの構造を変え
植物を食べるための「口」を作りだしてしまいます。

同じ親から生まれた子供たちが異質な生き物になる。
進化という生命のミステリーは
ときにこんなイタズラをしてしまうのでした。



「あなたは人差し指と中指を」VOICE:大川泰樹
(東京FM Tokyo Copywriters' Street 08年1月放送)



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2008年01月19日

絶滅からの逆転

boutet[1]11.jpg

いまから30億年も前のことです。
当時の非常に原始的な生命体にも食料危機が訪れたと
想像してみてください。
その頃の生き物は自分でエネルギーを作り出すことができず
自然に化学合成された有機物をエネルギーにしていました。
それは常に食料不足の危機にさらされることでもありました。

ここに光合成という新しい能力を身につけた生命体が登場します。
その生命体は、地球の大気の主な成分であった二酸化炭素と水を原料に
太陽の光を利用して澱粉をつくることができました。
それで食料危機は解決しましたが、
かわりに危険な廃棄物を排出しはじめました。
その廃棄物が酸素です。

酸素はまず海洋の中に溶けている鉄を酸化させることに
消費されていました。
しかしすべての鉄を消費してしまうと
海の酸素濃度が上昇しはじめました。
それはおそらく20億年ほど前のことだったと思われます。

二酸化炭素の大気中に住む生命にとって
酸素は細胞を傷つける有害なものでした。
酸素濃度の上昇という環境破壊によって、
地球の生命史上最大の危機がやってきます。
生きものが自分の棲む環境を破壊する事件は
こんな太古の時代からおこなわれていました。

いま二酸化炭素の濃度が上がったら人類が死に絶えてしまうように
ほとんどの生命体が死滅しました。

それでもこの星にはいま多くの生きものがあふれています。
絶滅はその後も繰り返され
その都度、繁栄していた種族が滅び
新しい種が主役の座につきました。

いま地球の危機が叫ばれていますが
それは「地球の危機」ではなく人類の危機に他なりません。
人類が滅亡する条件に適応する種族はいまこの星に存在しています。


「この星の砂の最後のひと粒」VOICE:大川泰樹
(東京FM Tokyo Copywriters' Street 07年12月放送)


*携帯はこちらから見られると思います。

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2008年01月13日

13分にひとり

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生物学者の多くは、我々の生きるいままさにこの時代に
大量絶滅が起こっていると指摘しています。
人が生物圏を破壊しつづけることによって
100年後には地球の生物の半分の種が失われると予想する
学者もいます。

1975年から2000年にかけて
この星では毎年4万種の生き物が絶滅しつづけました。
計算すると13分にひとつの種が死に絶えたことになります。

国際自然保護連盟が2006年に発表したレッドリストを見ると
絶滅の恐れのある動植物4万種余りを調査した結果
すでに784種が絶滅しており
16118種がほぼ時間の問題であろうと思われます。

種の死滅はその種が属する生態系の崩壊を意味します。
生態系の維持は人類が生き延びるしくみそのものでもあります。
その種族の「最後のひとり」が13分ごとに死んでゆくこの星で
人類が「最後のひとり」になる日も
そう遠くないかもしれません。

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2008年01月05日

ボウモア60年代

PC240202.jpg

ボウモアの37年もの。
蒸溜は1968年。
ダンカンテイラーのピアレスシリーズ。
麦と水から生まれたものが
どうしてマンゴーの香りを放つのだろう。
同じ60年代ボウモアといっても
36年、37年、38年では
それぞれ微妙に味も香りも違う。
その不思議の一端に触れるほど
モルトの宇宙は膨張する。

タグ:モルト
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2008年01月02日

DNAの陰謀

venus_topo_sinu2.jpg

地球上の真の生物はDNAだけだという説がある。
それによると、この星の生命体のすべてはDNAの容器であり、道具である。

DNAは非常に多くの原子が共有結合した高分子化合物(巨大分子)で
デオキシリボース(糖)とリン酸、塩基で構成されている。
DNAは生命の設計図と呼ばれるが
これはDNAの塩基配列がタンパク質のアミノ酸配列に対応するからだ。
生命現象の大部分はタンパク質が担うので
設計図に書き込まれた遺伝情報の実体は
DNAの塩基配列だということになる。

たとえば、ここに優秀なロボットがいたとして
ロボットにとって大事なものは何かと考えてみる。
敵国のスパイならばまず設計図を盗むだろう。
設計図を盗まれたロボットは複製をつくることができず
壊れたらそれきりになってしまう。
一方、DNAという設計図を手に入れた国は
ロボットの生産をすることができる。

地球上の真の生物がDNAだけだという説には
DNAは地球外からやってきたという続きがある。
地球の外からやってきたDNAが
地球という生命の工場で設計図に従ってロボットをつくっている。
DNAの目的は地球を超える生命体になることだ。
DNAによって都合よくつくられたロボットは
やがて自分の棲む星を壊し尽くし、自分自身を棲めなくして
宇宙のどこかに新天地をさがして旅立つだろう。
それはDNAが本来の目的に向って旅立つ日でもある。



「この星の砂の最後のひと粒」VOICE:大川泰樹
(東京FM Tokyo Copywriters' Street 07年12月放送)


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